こんにちは。設計士の中村です。
今回は、先日完成したN様邸のご紹介です。
N様邸のテーマは「介護を見据えた平屋の家」。
3人のお子様がいらっしゃる5人家族で、ご夫婦の希望は介護に便利な間取りや機能を備えながらも、家としてのぬくもりや、おしゃれな雰囲気を両立したいというものでした。
FORTには、介護施設を設計した経験を持つ設計士がいるので、それなら安心だと信頼していただけたこと、そしてご見学いただいたFORTの家のデザインを気に入っていただいたことなどから、当社を家づくりのパートナーに選んでいただきました。
まずはN様邸の外観と、介護に配慮した間取りについてご紹介していきましょう。
◆黒ベースの、ハイセンスな外観
N様邸の前に立った時、まず目を引くのが平屋を覆うダイナミックな片流れの大屋根です。ゆったりとした勾配が余裕を感じさせ、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。ガルバリウム鋼板など黒をベースにハイセンスな印象。「かっこいい家にしたい」という奥様のご要望を叶えることができました。
◆移動がラクな間取り
暮らしの中心となるリビングから、各部屋や水廻りにストレスなく移動できるよう、家は平屋づくりになっています。リビングを中央に、キッチンやお風呂、各部屋を周囲に配置。移動距離を短くし、それぞれの行き来をラクにすることで、介護にも便利な導線になっています。
◆車いすでも余裕で動ける間取り
家の扉はすべて引き戸にし、車いすでも楽に通れるよう、通常よりも大きめの建具を設置しました。設計担当者は過去の経験から、介護にどれだけのスペースがあればいいかを把握していましたので、脱衣場などの水廻りや居室は、ストレスなく介護できるちょうどいい広さに仕上げました。
また、玄関も引き戸にし、スロープもつけて移動がしやすいよう工夫をしています。
いかがでしたか?
次回はN様邸の開放感あふれるリビングや、こだわりのオーダーメイドキッチンについてお届けします。
どうぞお楽しみに!
※写真はイメージです