こんにちは。設計コーディネーターの佐藤です。
ようやく7月になりましたが、まだジメジメする日もあり、梅雨明けが待ち遠しく感じられます。
6月のブログで「湿気に負けない家づくりを!」をテーマに、湿気がなぜ家にとって悪いのか、そして家づくりの時にどんなことに気を付けるべきかなどをご紹介したところ、「もっと知りたい!」というお声を頂きました。
そこで今回はVol.2として、湿気対策に欠かせない「換気システム」について詳しくご紹介したいと思います。
◆湿気は、室内でも発生しています。
夏の湿気をはじめ、洗濯物の部屋干しや、さらにはお料理などでも湿気は発生しています。そしてこうした室内でつくられる湿気は、壁や柱などの構造体を腐らせてしまう原因にもなってしまうのです。
構造体は家の基本ともいえる重要な部分なので、これが腐ってしまうと家の強度がおち、寿命も短くなってしまいます。
◆万全の換気システムが必要です。
室内で発生した湿気を家の外へ排気してくれるのが、換気システムです。現在では新築で家を建てる際、24時間換気システムを設置することが義務付けられています。
換気システムには様々な種類があり、FORTでは「ダクトレス1種換気システム」を採用しています。このシステムは熱交換、湿度交換の機能があり、吸気の際には夏の熱くて湿った外気を涼しくし、そして湿気を減らして取り込みます。
また冬なら冷たく乾燥した外気を暖かく、さらに適度な湿気を加えて取り込みます。
こうした熱交換、湿度交換によって、室内は適度な温度と湿度が保たれ、さらにはエアコンの高効率化も望めるため、電気代の節約にもつながります。
家が高気密であることで、換気システムの小さな吸排気口から、ストローのように効率的に室内の空気を外に排出でき、そのうえ新鮮な空気を取り込むことができます。
結果的に「夏涼しく、冬暖かく過ごせて、電気代もお得」になるのが、FORTの家づくりなのです。
湿気対策は、家の寿命にも大きくかかわってきます。結露や湿気で壁や柱などの構造材が腐ってしまうと、建築当時の強度が保てなくなり、地震や災害にも脆弱な家になってしまいます。
またカビやダニは、ぜんそくやアレルギーといった身体の不調を引き起こす場合もあるので、家の湿気対策は健康のためにも重要です。
長く安心して住めるよう、家づくりの際にはこうした換気や湿気対策にも注意してみてくださいね。ハウスビルダーを選ぶときには、どんな換気システムを使っていてどんな効果があるのかなど、聞いてみるといいでしょう。
まだ梅雨が明けきらず湿度の高い今の季節に、モデルハウスの見学をするのもオススメです。数値ではなかなかわかりづらい、室内の湿度や快適性を実際に体感できるチャンスです。
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