2020年の法改正で、家の資産価値を下げないために|岡山・福山・倉敷の注文住宅ならFORT建築設計
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2020年の法改正で、家の資産価値を下げないために|岡山・福山・倉敷の注文住宅ならFORT建築設計

2018年8月7日

こんにちは。設計士の中村です。

突然ですが、2020年からの「住宅の省エネ基準」の義務化についてご存知ですか?それ以前に建てるなら関係ないでしょ?とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、、、実は違うんです!

これから建てる家の資産価値を下げないためにも、この新基準をぜひ理解しておかれることをオススメします!というわけで今回は「新基準とは何か」「家の資産価値とどう関係するのか」ついて、わかりやすくご紹介しますね。

◆そもそも「住宅の省エネ基準の義務化」とは?

日本のCO2排出量のうち約13%は、住宅でのエネルギー消費が占めています。そこで国の省エネ対策のひとつとして、家の省エネ性能の最低限度基準を法律で定め、それが2020年から義務化されるのです。

簡単に言うと「2020年からは、気密性や断熱性の高い家を建てましょう。さらに性能のいい暖房機器や換気システムなどの設備を入れて、エネルギーの消費を抑えましょう」というものです。

 

<具体的な評価対象は2種類>

(1)建物の外皮(壁や窓など家の内外をしきる材)の断熱性と気密性

(2)エネルギー消費量を左右する、冷暖房や換気、照明、給湯設備の性能

このように、建物と設備の両面から総合的に評価され、

基準となる数値が定められているので、新築する際にはそれらの基準をクリアすることが求められます。

◆なぜ2020年以前の新築でも、この基準を守るべきなのか?

それはずばり、家の資産価値を下げないためです!わかりやすく言うと、例えば今の中古住宅市場では、1981年から施行された「新耐震基準」を満たす家と満たさない家とでは、価格に大きな差が出ています。しかも基準を満たしていない家は、銀行が担保として扱ってくれないことも。「省エネの新基準」についてもこれと同じことが起こるので、家の価値を守るためにも新基準をクリアした家をつくるべきなのです。

もちろんFORTでは、この基準を上回る家づくりが基本です。例えば断熱性なら2020年以降の北海道の基準をクリアするなど、高い性能を誇っています。そのほかの性能も、新基準を十分にクリア。

また新基準の家にすることで、年間の冷暖房費などもぐんとお安くなります。家づくりの相談を工務店さんとされる際には、この新基準を上回っているかどうか、ぜひ確認してくださいね。

新基準についてもっと知りたい方は、FORTにご連絡ください。詳しく、わかりやすくご説明させていただきますよ!