設計士がおススメする「目的にあった外壁材選び」|岡山・倉敷・福山の注文住宅ならFORT建築設計
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設計士がおススメする「目的にあった外壁材選び」|岡山・倉敷・福山の注文住宅ならFORT建築設計

2020年12月16日

こんにちは。設計士の白神です。今回は家の外壁についてのお話です。現在主流の外壁は「ガルバリウム鋼板」「サイディング」「吹付塗装」の3種類で、特徴や費用も異なります。
それぞれのメリットデメリットをご紹介させていただきますので、外壁選びの参考にしてください。

ガルバリウム鋼板
外壁だけでなく屋根材としても使われる、人気の高い素材です。ガルバリウムとは「アルミニウム」「亜鉛」「シリコン」の3つの金属を組み合わせた合金で、このガルバリウムでメッキした鉄の薄い板が、ガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板の特徴は錆びにくく、軽量なので耐震性もあり、また耐久年数も長いなど、使い勝手のいい素材です。見た目も洗練されていることから建築家からの人気も高く、よく使用されています。
ただ、施工費用が少し高くなること、またガルバリウム鋼板は薄い素材なので断熱性があまりないことなどがデメリットです。メンテナンスは泥やごみが目立ってきたときなど、定期的に水をかけるだけでOKです。

メリット
・錆びにくく劣化しにくい
・耐久年数が長い
・洗練された外観に仕上がる

デメリット
・施工費用が少し高い
・断熱性が低い

吹付塗装
モルタルなどの外壁の上に、塗料をスプレーガンなどで霧状にして壁面に吹き付ける施工方法です。デコボコのある立体的な仕上がりが特徴で、1980年代ごろまでは、一般住宅ではこの施工方法が主流でした。
塗料や吹き付け方によって色や雰囲気が変えられるので、オリジナリティが出せ、また重厚感のある高級な雰囲気に仕上がるのが魅力です。
湿気を逃がす性能が高いので内部結露を防止でき、外壁の耐久性を高めてくれます。ただ表面のデコボコに雨水や汚れがたまりやすく、カビやコケなどが発生することもあり、汚れが目立ってしまうというデメリットも。
メンテナンスはホースなどで水をかけ、ブラシやスポンジでこすって汚れを落とします。汚れが落ちない場合は、再塗装がおススメです。
ホームセンターなどにある塗料とローラーを使えば、ご家庭でも塗り直しができます

メリット
・デザインの幅が広く、オリジナリティが出せる
・重厚感のある雰囲気に仕上がる
・内部が結露しにくい

デメリット
・汚れやすい
・コケやカビが発生しやすい
・クラックなどのヒビが入りやすい

サイディング
サイディングは今日本で一番選ばれている外壁材です。パネル状になっていて、外壁に張り付けて施工します。サイディングには、窯業系・金属系・樹脂系・木質系の4種類がありますが、最もポピュラーなのが窯業系で、タイルやレンガ、ストーン柄などデザインも豊富です。
耐水性、耐火性、耐震性、遮音性に優れていて、外壁としてとても優秀な素材です。施工が簡単なので工期の短縮にもなり、費用も抑えることができます。
ただ施工の際にサイディングボード同士をシーリングでつなぐため、その部分の劣化が早く、メンテナンス頻度が比較的多くなってしまいます。また20年に一度はサイディングボード自体の塗り直しをする必要があります(※サイディング商品により異なります)。

メリット
・デザインの種類が豊富
・工期が短い
・施工費用を抑えられる

デメリット
・メンテナンス頻度が比較的多い
・タイルやレンガなど本物の質感には劣る

FORTでは、施主様から圧倒的に人気があるのがガルバリウム鋼板です。耐久性とコストパフォーマンスの良さ、そして見た目の洗練感がその理由です。「FORTの施工例を見て、ガルバリウム鋼板の外壁がかっこよかったから」と、当社での施工をお選びになった施主様もいらっしゃいます。
吹付塗装についてはグレーを選ばれる施主様が多いです。マットな質感がFORTの家のデザインともよく合いますし、目地がないため高級感もだすことができます。
また価格を優先される施主様には、サイディングが人気で、いろんな柄から選べると好評です。

いかがでしたでしょうか。外壁についてもっとお知りになりたい方は、お気軽にFORTまでご連絡ください。さらに詳しい情報や、施工例などをご紹介させていただきます。

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