この家の中心には、外からは一切見えない完全プライベートな中庭があります。 光と風だけが通り抜ける静かな空間。 朝、コーヒーを片手に深呼吸するだけで、1日が少し整う。 誰にも気をつかわず、ただ“自分たちの時間”を楽しめる庭。 そんな贅沢が、ここにはあります。

ご主人は黒、奥様はベージュ。 その色の好みの違いをぶつけ合うのではなく、 “好き”をしっかり分けて、それぞれが心地いい空間に仕上げました。 ご主人の部屋は全て黒。天井も床も壁も黒で統一された、まるで特別なトレーニングジム。 奥様の寝室は、やわらかなベージュでまとめた、心をほどく場所。 好きなものが違うからこそ、それぞれに「ちゃんとある」が嬉しい。

外壁・外構・玄関まわり──すべてが黒。 でも重くない。むしろ、不思議なほどに落ち着く。 ホテルのように整った空気感。雑音のない暮らし。 そして何より、“中庭の無音”が心をそっと整えてくれます。